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ボランティアのススメ。(長いです)

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東北の被災地でボランティアをしてきたけど
やりたい人は事前に知識をもって行った方が効果的だと思うのでメモしておきます。


【追記】
俺は「ボランティア」って意識では行ってなく、自分の人生経験の為にっていう方が強かった。
肉体労働以外でも炊き出しや仕分けなど女性もできる事があるので
是非しらべたり聞いてみたりしてみて。
 「ボランティア」は自分の出来る「範囲」、「時間」、「お金」でやるべきで
決して無理したり自分の意志以外でやるとお互いに幸せにならないので
やれる人がやれば、それでいいと思う。
 



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基本は現地の人に迷惑をかけないように「自己完結」することが大事です。

現地で食事や寝床を求めては被災者に影響してしまうので
すべて用意していくことが原則。

最低限必要なものは

『飲み物、食料、寝袋、長靴、マスク、タオル、ゴミ袋』

車があればなお良し。自分で移動できるし物資も運ぶことができるから。
でも、重油や粉塵がすごいので汚れるのは覚悟。あとガラスや釘も落ちているので
パンクすることもある。


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まずは、ボランティアセンターで登録。
そうすると保険も無料で入れ、
ボランティアのステッカーをもらい目立つこところに貼る。
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ボランティアの方はみんなここでテントを張り寝泊りしている。

詳細はこちら
マップはこちら

あとは、どこに配属されるか仕分け?されるが
俺たちは四万十塾の木村とーるさんのお手伝いに行くため来たので
そのままとーるさんのボランティア拠点に行った。
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これが木村とーるさん。
震災後ずっとここでボランティアのリーダーとして
引っ張っていってくれている。

支援物資を持っていったが
もう現地は支援物資は十分に間に合ってあり
それを仕分けしたり管理したりすることが負担になっているそう。
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俺たちは、被災した家の片付けをする役目。
一番重労働で、過酷だけど誰かがやってあげないと住人だけでは
できないので皆で力を合わせてやる。
敷地内の泥を片付けるので
「マッドバスターズ」と言われるらしい。
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必要な道具は拠点に置いてあるので
スコップや一輪車、土嚢袋を積み込んで出発!


道中は信号も着いてないので
安全に注意して進む。

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↓コンビニの駐車場。
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線路も機能していない。奥に流されたコンテナがまだ邪魔している。
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途中全国から集まった、救急車、消防車、パトカー、ゴミ収集車、送迎バス。
みんな頼もしかった。
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自衛隊の車もたくさん走っていて頼もしい!
この装甲車がかっこよかった!市販されたら売れるだろうね〜。
チョップ具合がたまらない!
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石原軍団も炊き出しやっててたくさんの人でにぎわっていた。
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ガレージの奥に車が?

新しい車もこんなになってしまって。。。
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現地到着。
こんな状況の家を片付けるのは
少ない人数では気が遠くなる作業。

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これが必要な作業着。
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□ゴーグル。(埃がすごいし目を保護)
□防塵マスク。(普通のマスクは使い物にならない)
□グローブ(ガラスや泥水に強いもの)たくさんあったほうがいい。
□レインコート(基本捨ててもいいくらいのもの)
□長靴(できればつま先に鉄が入ってて指先を守ってくれるものがいい)

作業開始!
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たたみが水分や重油を含んでいて、めちゃくちゃ重い。
4人がかりでやっと移動できる。しかも足場悪いから重労働。
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物を片付けたら今度は20センチくらい積もっている
「砂と重油」をスコップですくって、土嚢袋につめる作業。
これが気が遠くなるし、重いし、くさいし。結構大変。

人数集めて、マッドバスターズを結成することをお勧めします!
少なくても現地のボランティアと一緒にできるけどね。


こんな物がたくさん落ちている。
なぜかたくさんエロ本があった。(笑)世の中たくさん隠れたところに
存在しているんだろうね〜。
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結構思い出の品があって、捨てるのに心が痛む。
また、この家のものは幼い子がいる感じでたくさんのおもちゃなどがあり
「生きてて欲しい」と願いながら作業していた。

外も中も、こんなに重油が沈殿している。
ゴミをどかして、これを取り除く作業。
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作業が終わるとこんなにきれいになる。


次の家に移動。
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この家の家族の方と一緒に作業。

これがやっと普通の風景。
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次の家に移動〜
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この菅原さんたちご家族は
2階に登って助かったそう。
向かいの平屋の方は残念ながら亡くなられたそうです。

 楽しそうにアルバムを見ながら笑みを浮かべながら
楽しそうにしていたので、安心した。
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場所を借りてみんなで昼食。
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実際の体験や今の問題、今後の問題など色々と話を聞かせてもらった。

すっかり綺麗になった。
震災から1ヶ月車などが玄関に突っ込んできたりしてて
家までいけなかったそう。
それを自衛隊がどかしてくれたそうです。たのもしい!
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みなで記念撮影。
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すごく感謝してくれて、俺たちもやりがいがあった。
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チームエイ出版社!
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この作業を2日間。結構腰にくるので
次行くときは「コルセット」もっていこう!笑

夜はボランティアの拠点で
調理して明日のために栄養をつけた。
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上野商会の皆さん。食料など準備して頂いた下地さん
ありがとうございました!



寝ることは、近くの空いていた公民館をお借りして
みんなで寝袋で寝た。
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【おまけ】

石巻市の高台の公園からみた町の風景。
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低い建物は壊滅。。。

皮肉なもんですな。
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作業をしていた隣の家はオール電化のソーラーを設置してたが
役にたたず。
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エコキュートのタンクに貯水された水は
すごく助かったそう。この水を少しづつ使っていけたそう。
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一番必要だったのは「水」だったらしい。
それと、汲むもの、貯めるもの、運ぶものもあるといいらしい。


帰りに一番被害の大きかった
「南三陸町に」行ってみた。

山を下っていくと、だんだん津波の爪あとが見えてくる。
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あれ?海まで何もないぞ?
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ここで、絶句。
ほんとに壊滅状態。
ボランティアがいても何もすることないし
何もできない状況。
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養殖網みたいなものが絡んでる。
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仮設の橋ができていた。
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病院も壊滅。
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皮肉なことに津波が来た看板が立っていた。
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ここに家があったんだろうな。
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ゴミが木の幹に着いているラインまで津波が押し寄せたことがわかる。
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どの家も基礎しか残っていない。
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線路も曲がりくねって手前は無かった。
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これがあの有名な、最後まで非難を呼びかけていた
女の子がいた建物。
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こんな経験ができるのは今しかないし
自分のためになる事も大きいのでボランティアしてみることを
お勧めします。



今回、一緒にさせて頂いた上野商会の皆さん。エイ出版社のみんな
ありがとうございました!
いい経験させてもらいました。
また、行こうと思います。


コメント
リンクいいっすか?リアルなアップありがとう。新潟中越地震の時に担当していたお客様思い出したよ。支援物資がロビーに山ずみで。。
  • Kentarohiruma
  • 2011/04/20 10:47 PM
もちろん。沢山の人に現実を伝えてあげてください!
  • iwakiri
  • 2011/04/21 4:26 PM
南三陸町、ボランティア活動してないって聞いていましたが、納得です。自衛隊の出番なのですね。
支援物資の二次災害、始まっているのですね。

募金しか出来なくて、毎日モヤモヤしてます。
地下鉄サリン事件で、たくさんの人にお世話になったので、何かしたいのですが。
私みたいに、どうして良いのか判らない人には、この記事、参考になるはず。

お疲れさまでした。& 頑張りましょう。
  • Ikuno
  • 2011/04/26 10:29 AM
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